フグ
著者(濱田 毅)直筆サイン入り本『とらふぐのなみだ』 文芸社 1050円
タコのお散歩、ヒラメの憂鬱、貝の夜逃げ?!こんな魚の世界があったなんて!!愛媛で活魚店を営む著者が、魚たちの生態、不思議ワールドを、独自の視点から軽快に綴った、ロマンあふれる面白エッセイ。目 次 いつのまにか17年/アジで一か八か/ヒラメの憂鬱/タコのお散歩/魚たちの恋文/魚たちの眠り/貝を捨てて、町を出るのもいいもんさ/毒婦を魚にたとえてみれば(其の1)阿部定の巻/毒婦を魚にたとえてみれば(其の2)高橋お伝の巻/毒婦を魚にたとえてみれば(其の3)花井お梅の巻/ニシ貝の夜逃げ/ふぐよ!食わぬたわけに食うたわけ/ふぐの尾ヒレのなごり酒/カラスミの神秘/ふぐの微笑/とらふぐのなみだ/なみだの谷間(以上17篇)/あとがき『とらふぐのなみだ』 著者: 濱田毅(ハマダタケシ) 出版社:文芸社ISBN:4835557298サイズ:単行本 / 149p 発行年月: 2003年 06月 本体価格:1,000円 (税込:1,050円) 著者プロフィール濱田 毅(はまだたけし)1956年、愛媛県大洲市長浜町生まれ。法政大学法学部卒業後、塾の講師を務める。その後帰省して家業(天然活魚の商い)を手伝うことに。現在「(株)濱屋」代表取締役。エッセイ「父のハーモニカ」は出版社のエッセイコンクールで佳作を受賞。『もう一度あなたに会いたい』(愛知出版)に掲載されている。著書に「とらふぐの夢」(2004年文芸社刊)がある。 ご注文商品と同梱できますが、 本だけのご注文の時には、送料160円が別途かかります。☆「濱屋」の店長の書いたエッセイが単行本になりました☆長女とけんかしながらカバーのイラストは、2冊とも長女の手によるものです。親のひいき目ですが、彼女はなかなか絵心があるので、1冊2500円で引き受けてもらいました。ただ、あっという間に書き終えて、あとは知らんぷりをしているので、もっとよくなるように手直しを要求しましたが、聞く耳持たず。完成まで、何度言い合いになったことか!「とらふぐのなみだ」のイラストには、意味を込めました。表カバーの「とらふぐ」、「月」、「カモメ」は自然のもの、裏、の「家(人)」、「灯台」、「飛行機」は人の手によるもの、つまり自然と人工の対比です。これらのつりあいがくずれないように、目を光らせていなけければなりません。「とらふぐの夢」のとらふぐは、ふぐ凧(たこ)のつもりです。裏には、風船を描いていますが、少年の決意がこもっています。いつまでもその手に握っていたいけれどそのままでは 風船が空に舞い上がれません。手から風船が離れていくのはとても切ないですが、ヒモが放たれ、大空に舞い上がる風船、そんな光景を想像したのでしょう。風船のヒモには、少年のやさしさがこもっているはずです。さて、私もそろそろ50歳。過去を振り返れば、もう50。でも先に思いをはせれば、まだ50です。いくつになっても、空に浮かんでいる雲といっしょに、自分の夢もふわりふわりと浮かべていたい!それを見上げながら、まだまだこれから!そう思いながら生きていたいと思うのです。風船の糸を離してくれた人々に感謝しながら。濱田 毅
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